重視するべき福利厚生

看護師が転職する際は、診療科目や給料だけでなく、福利厚生をしっかり確認しておくことが重大事です。

寮や住宅手当を支給している病院やクリニックがあれば、生活費を抑えることができるます。さらに、住宅だけでなく引っ越し手当などがある職場であれば雇用条件の良い遠方や他県の求人に応募しやすくなるので、転職情報を確認する際は、福利厚生も確認するようにしましょう。

結婚や子育てなど家庭と両立しながら長く働きたい人は、育児休暇の取得率が高く、時短勤務などをしっかり導入している病院がおすすめです。夜勤がある職場であっても、保育施設や子供の年齢に応じて深夜勤務が免除されている病院であれば、仕事を続けやすくなります。

また、看護師の福利厚生の中には資格の取得をサポートする制度や、勉強会への参加をサポートしてくれるものもあります。認定看護師や専門看護師としてキャリア形成することを検討しているのであれば、体制が整っている転職先を選ぶとよいでしょう。

このほか、食堂や食事代の補助・社員旅行やイベントの実施など職場環境を充実させるものや、休みの日に温泉やレジャー施設、映画鑑賞などを割引価格で利用できる福利厚生もあります。誕生日にプレゼントや休暇がもらえるなど、それぞれの病院やクリニックで独自で行っている福利厚生には、その職場の個性が現れています。

このように、病院の規模に関わらずさまざまな福利厚生が導入されているので、求人情報やホームページなどで確認してみてください。